四柱推命の通変星とは?10種類の意味と性格・才能の読み方
四柱推命の通変星10種類、比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬の意味を解説。五行と陰陽から星が決まる仕組み、柱の位置や組み合わせの読み方が分かります。
通変星は、四柱推命で『自分の力が人や社会とどう関わるか』を見るための言葉や。名前を暗記する前に、日干との関係から生まれることを知ると分かりやすい。
比肩、食神、正財、正官などは、才能の当たり外れを決める札やなく、表現、仕事、お金、人との距離感を読む入口になる。
この記事では、通変星の全体像と、命式で自分の星を見つける順番を説明するで。
この記事で分かること
- 通変星が日干との関係から出る仕組み
- 十種類の通変星を役割で整理する方法
- 仕事や人間関係へ読みをつなげる入口
通変星とは、日干から見た五行と陰陽の関係
通変星は、日柱上段の日干を自分の中心に置き、ほかの天干や蔵干との関係を十種類へ分けたものや。「変通星」と呼ぶ流派や命式表もあるで。
まず、五行の関係で五つのグループになる。
| 日干との五行関係 | グループ | 主なテーマ |
|---|---|---|
| 日干と同じ | 比劫 | 自分、仲間、自立、競争 |
| 日干が生み出す | 食傷 | 表現、発想、楽しみ、伝達 |
| 日干が剋す | 財 | 成果、現実、人や物の循環 |
| 日干を剋す | 官殺 | 責任、規律、役割、行動 |
| 日干を生み出す | 印 | 学び、理解、支え、受容 |
それぞれが、陰陽の同じ・違うで二つに分かれ、十種類になる。
- 比劫:比肩・劫財
- 食傷:食神・傷官
- 財:偏財・正財
- 官殺:偏官・正官
- 印:偏印・印綬

「偏」が悪く「正」が良いという意味やない。正と偏は、陰陽の組み合わせから生まれる性質の違いや。安定して一対一へ向かいやすい働き、広く変化へ向かいやすい働きというように、使い方の違いを見るで。
通変星は、どこに表示される?
命式表には、天干通変星と蔵干通変星が分かれていることがある。
天干通変星
日干と、年干・月干・時干との関係から出す。日干そのものは自分やから、日柱の天干通変星は空欄、「日主」「本人」と表示される場合があるで。
天干に出る星は、外から見えやすい行動や役割として説明されることが多い。
蔵干通変星
日干と、各地支の内側にある蔵干との関係から出す。表に一つだけ表示する方式と、複数の蔵干を表示する方式がある。
蔵干の採り方は流派差が出やすいため、別の診断で蔵干通変星が違うこともある。四柱の八文字まで違うのか、蔵干の表示だけ違うのかを分けて確認してな。
比肩|自分の軸で立つ力
比肩は、日干と五行も陰陽も同じ関係や。自分と同じ気が並ぶため、自立、自尊心、主体性、対等さ、自分の力で進むことへ結びつく。
比肩が生きると、周りへ流されず、自分の基準で決められる。一人で集中する仕事、専門性を磨くこと、責任の所在がはっきりした環境で力を出しやすいで。
行き過ぎると、人へ任せにくい、助けを求める前に抱える、自分のやり方を変えにくい形になることがある。「一人でできる」と「一人でせなあかん」は別や。
比肩を生かす問いは、「自分で決めたい部分と、人へ頼ってええ部分はどこ?」やで。
劫財|仲間と競い、大きく動かす力
劫財は、日干と同じ五行で陰陽が違う関係や。比肩と同じく自分側の力やけど、人との競争、仲間、交渉、思い切った展開へ向かいやすいと読む。
劫財が生きると、人を巻き込み、勝負どころで大胆に動ける。相手の出方を読み、状況に合わせて戦略を変える力にもなるで。
名前に「財を奪う」と読める字があるから、金運が悪い星と決めつけられがちや。でも、星一つで破産や浪費を決めるもんやない。
行き過ぎると、勝ち負けに意識が集まる、見栄で大きく出る、仲間との境界が曖昧になることがある。使う金額、役割、約束を先に言葉にすると、巻き込む力を生かしやすいで。
食神|楽しみを育て、自然に表現する力
食神は、日干が生み出す五行で陰陽が同じ関係や。表現、衣食、楽しみ、穏やかさ、育てること、自然体の発信へ結びつく。
食神が生きると、周りを和ませ、好きなことを無理なく続けられる。料理、話すこと、作品づくり、子どもや後輩を育てることなど、内側のものを外へ出し、誰かへ喜びを渡す力になるで。
行き過ぎると、心地よさを優先して締め切りを延ばす、嫌なことを避ける、受け身になることもある。
楽しむ力は怠けやない。続けるための燃料や。食神を生かすなら、「好き」を予定へ置きつつ、完成日も一緒に決めるとええで。
傷官|違いを感じ取り、鋭く表現する力
傷官は、日干が生み出す五行で陰陽が違う関係や。感受性、言葉、技術、批評、独自性、美意識、細かな違いを見抜く力へ結びつく。
傷官が生きると、他の人が見過ごす違和感に気づき、より良い形へ磨ける。文章、音楽、デザイン、技術、研究など、精度と表現が必要な場所で力になるで。
名前から「官を傷つける」「人を傷つける」と怖がられやすい。でも、必ず毒舌になる星やない。気づく力が鋭いから、余裕がない時に言葉も鋭くなりやすい、という使い方の問題なんよ。
批判の前に目的を言う、直す点と良い点を一緒に伝える、感覚を作品へ向ける。傷官の刃は、人を切るためやなく、価値を磨くために使えるで。
偏財|広く人と関わり、流れを作る力
偏財は、日干が剋す五行で陰陽が同じ関係や。広い人間関係、商い、情報と物の循環、臨機応変さ、機会をつかむ力へ結びつく。
偏財が生きると、人の求めるものを感じ、複数の関係を軽やかにつなげられる。営業、企画、接客だけでなく、地域や仲間の間を取り持つことにも出るで。
偏財は「臨時収入」、男性にとっての異性という一語だけで説明されることがある。でも、現代の読みでは性別や金銭だけへ狭めず、広く動かす現実的な力として見るほうが使いやすい。
行き過ぎると、付き合いを広げすぎる、相手へ合わせて出費する、目の前の機会を追い続けることがある。時間とお金、人間関係の上限を決めると、循環を作る力が生きるで。
正財|一つずつ積み上げ、信頼へ変える力
正財は、日干が剋す五行で陰陽が違う関係や。堅実さ、管理、継続、約束、日々の成果、身近な人との信頼へ結びつく。
正財が生きると、派手な一発より、毎日の積み重ねを形にできる。家計、在庫、予定、顧客との約束など、目に見える現実を丁寧に扱う力になるで。
行き過ぎると、予定外を怖がる、損を避けるあまり機会を逃す、細かな管理を自分にも相手にも求めることがある。
正財の安定は、動かんことやない。守る基準を決めたうえで、小さな変化を試す。積み上げる力へ柔らかさを足すとええで。
偏官|負荷の中で動き、突破する力
偏官は、日干を剋す五行で陰陽が同じ関係や。「七殺」と呼ばれることもある。行動力、勝負、緊張感、責任、困難へ立ち向かう力へ結びつく。
偏官が生きると、急な変化や厳しい場面で決断し、人を守るために動ける。現場、スポーツ、改革、危機対応など、瞬発力と覚悟が必要な場所で力になりやすいで。
七殺という名前から、危険や暴力を直接示す星と怖がられがちやけど、一星で事件や性格を決めるもんやない。
行き過ぎると、常に戦闘態勢になる、休むことへ罪悪感を持つ、相手にも速さを求めることがある。戦う場所を選び、体を休め、終わった緊張を下ろす仕組みが大事やで。
正官|役割を守り、信頼できる形へ整える力
正官は、日干を剋す五行で陰陽が違う関係や。規律、責任、信用、社会的な役割、秩序、きちんとした振る舞いへ結びつく。
正官が生きると、約束を守り、任された役割を安定して果たせる。組織で働くことだけやなく、家庭や地域で責任を引き受ける姿にも出るで。
正官があるから必ず公務員、会社員、出世するという職業判定ではない。
行き過ぎると、正解を外へ求める、評価を気にする、休む時まできちんとしようとすることがある。「守るべき約束」と「誰かの期待」を分けると、信頼の力を無理なく使えるで。
偏印|違う角度から学び、組み替える力
偏印は、日干を生み出す五行で陰陽が同じ関係や。独自の学び、直感、専門性、変化、既存の知識を組み替える力へ結びつく。
偏印が生きると、普通とは違う入口から本質へ近づき、複数分野をつなげられる。研究、企画、技術、占術、心理、創作など、答えが一つでない世界で力になりやすいで。
「偏印は飽きっぽい」「食神を倒す倒食」といった説明だけで悪く見られることがある。でも、興味が移るのは、新しい関連を探す働きでもある。
行き過ぎると、学びを次々に変える、実用へ出す前に別のテーマへ移ることがある。一つ学んだら、一つ説明する、試作品を作る。出口を決めると独自性が形になるで。
印綬|受け取り、理解し、受け継ぐ力
印綬は、日干を生み出す五行で陰陽が違う関係や。「正印」と表示される場合もある。学習、理解、記憶、保護、資格、伝統、受け取ったものを次へ渡す力へ結びつく。
印綬が生きると、基礎から丁寧に学び、知識を体系立てて身につけられる。教える、記録する、人を支える、受け継いだ技術を守ることにも出るで。
行き過ぎると、十分に学んでからでないと動けない、正しい資料を探し続ける、守られる場所から出にくいことがある。
学びを力に変えるには、完璧な理解を待たず、今分かる範囲を使うこと。印綬の知識は、誰かへ渡した時にさらに育つで。


怖そうな名前だけ拾わんといてな。どの星も、役に立つ力と使いすぎがある。悪い星を探すんやなく、今どんな使い方になってるかを見るんよ。
十種類を覚えるなら、五つの問いに戻る
星の名前を一気に暗記するより、日干から見た五つの方向を覚えるほうが早いで。
比劫|私は、どう立つ?
比肩・劫財は、自分と同じ五行。自分の軸、仲間、競争、境界をどう扱うかを見る。
食傷|私は、何を外へ出す?
食神・傷官は、日干が生み出す五行。言葉、作品、行動、楽しみとして、内側のものをどう表現するかを見る。
財|私は、何を動かし形にする?
偏財・正財は、日干が剋す五行。人、物、お金、時間を扱い、現実の成果へどう変えるかを見る。
官殺|私は、何を引き受ける?
偏官・正官は、日干を剋す五行。責任、規律、緊張、社会の役割とどう向き合うかを見る。
印|私は、何を受け取る?
偏印・印綬は、日干を生み出す五行。知識、支え、経験をどう受け取り、自分の力へ変えるかを見る。
この五問を命式へ当てると、星が人を決める名札やなく、力の循環に見えてくるで。
通変星は、柱の位置と一緒に読む
同じ星があっても、命式のどこにあるかで場面を分けて考える。
年柱の通変星
幼少期、家系、広い社会、外から受け取られやすい面などを見る時に使われる。本人が自覚する前から、周りにそう見られていた力かもしれん。
月柱の通変星
育った環境、仕事、社会で使う力、日々の行動へ結びつけることが多い。月支の蔵干から出した星を「元命」として重視する方式もあるで。
日柱の通変星
日干は本人。日支の蔵干通変星は、内側、生活に近い面、配偶者や親密な関係を見る材料にされることがある。
時柱の通変星
内面、未来、晩年、子どもや後輩との関係、これから育てる力へ結びつけて読むことがある。出生時刻が不明なら断定に使わへん。
柱の年代や人物対応は流派で少し違う。位置の意味を固定して当てはめるより、「この星は、どの場面で一番出てる?」と現実へ聞いてみるんよ。
星が多い・ないをどう読む?
同じ通変星やグループが多いと、その方向へ力が集まりやすい。ただし、数だけで強さや吉凶を決めへんで。
比劫が多ければ、自分の軸や仲間との関係がテーマになりやすい。食傷が多ければ、表現や外へ出す力。財が多ければ、現実や人との循環。官殺が多ければ、責任や緊張。印が多ければ、学びや支えへ力が向かいやすい。
でも、日干がその力を使える状態か、季節から力を得ているか、前後の五行が流れているかで表れ方は変わる。
星がない場合も、その能力がないとは決めへん。蔵干の表示方式、大運・年運、環境や経験を通じて使うことがある。星の有無を、職業や結婚、収入の有無へ直結させんといてな。
通変星の組み合わせを文章にする
実際の命式には、十種類のうち複数がある。組み合わせる時は、「長所を足し算する」だけでなく、力の流れを見るで。
印から食傷へ流れる
学び、受け取る印から、表現する食傷へ流れれば、調べたことを言葉や作品へ変える形が考えられる。知識を集めるだけで止まる時は、小さな発表の場を作ると流れやすい。
食傷から財へ流れる
表現や技術が、商品、仕事、人との循環へつながる流れ。作ることは得意でも値段や届け方が苦手なら、財の働きを仕組みで補うとええで。
財から官殺へ流れる
現実の成果や人との関わりが、役割や責任へつながる。任される範囲が広がる一方、期待を抱えすぎんよう境界を作ることが大事や。
官殺から印へ流れる
責任や課題を通じて学び、資格や専門性へ変える。プレッシャーを受けた時、ただ耐えるのではなく、学ぶ材料へ変えられるで。
比劫から食傷へ流れる
自分の軸や仲間の力を、表現や行動へ出す。自分の考えを持つだけでなく、誰かへ伝わる形にすると力が巡る。

通変星を現実で確かめる一週間メモ
命式の中で気になる星を一つ選び、一週間だけ観察してみ。
- その星が自然に出た場面
- その星を使いすぎて疲れた場面
- 周りから褒められた使い方
- 自分では苦手やと思った使い方
- 次に一つ変えるなら何か
たとえば正官なら、約束を守った場面と、期待を抱え込みすぎた場面を分ける。傷官なら、違和感へ気づいて改善できた場面と、言葉が鋭くなった場面を見る。
星を当てるんやなく、同じ力の「ちょうどええ使い方」を探すんよ。
仕事では「職業名」より、得意な役割へ翻訳する
通変星を調べると、「正官は公務員」「偏財は営業」「傷官は芸術家」のように、星と職業が一対一で結ばれていることがある。
分かりやすいけど、職業名だけで読むと選択肢を狭めるで。同じ会社員でも、企画、接客、品質管理、研究、教育、経理では使う力が違う。反対に、違う職業でも同じ役割を使うことがある。
通変星は、次のように役割へ翻訳してみ。
| グループ | 仕事で出やすい役割の例 | つまずきやすい使いすぎ |
|---|---|---|
| 比劫 | 自分で決める、専門分野を持つ、仲間と競う | 抱え込む、対立へ意識が集まる |
| 食傷 | 作る、話す、改善する、魅力を伝える | 完成より表現を優先する、批判が鋭くなる |
| 財 | 人や物をつなぐ、管理する、成果へまとめる | 頼まれすぎる、損得へ意識が偏る |
| 官殺 | 責任を担う、決断する、仕組みを守る | 緊張を下ろせない、期待を抱え込む |
| 印 | 調べる、学ぶ、教える、支える | 準備が長くなる、実行を後回しにする |
たとえば傷官があるからデザイナーにならなあかんわけやない。介護の現場で小さな変化へ気づく、システムの不具合を見つける、文章の誤りを直すことにも使える。
偏財がある人も、必ず営業で成功するとは限らへん。人の動きを感じ、必要なものを届ける力が、イベント運営や地域活動、チーム内の調整へ出るかもしれん。
命式を仕事へ使う時は、三つ聞いてみてな。
- 自然に引き受けている役割は何か
- 周りから頼まれやすいことは何か
- 同じ力を使いすぎて、どこで疲れているか
星の説明と経験がつながったら、職業名を変える前に、今の仕事で役割の配分を変えられへんか考える。転職の判決やなく、働き方を調整する材料にするんよ。
恋愛や人間関係では「愛し方の癖」として見る
通変星は、男性にとっての妻、女性にとっての夫という伝統的な配偶者星の読みへ使われることがある。せやけど、現代の関係を読む時は、性別だけで役割を固定せず、本人がどう関わり、何を愛情と感じるかを見るほうが自然や。
比劫が関係へ出る時
対等でいたい、自分の時間も守りたい、一緒に挑戦したい。距離が近すぎると窮屈になりやすいため、別々の時間と共同の目標を分けるとええ。
食傷が関係へ出る時
話す、笑わせる、触れる、何かを作ることで気持ちを渡しやすい。反応がないと寂しくなったり、気づいた違和感をすぐ言葉にしたりすることがある。相手が受け取れる時間か確かめると伝わりやすいで。
財が関係へ出る時
相手の必要へ気づき、時間や物、段取りとして愛情を示しやすい。世話をしすぎたり、与えた分の反応を求めたりせんよう、自分の余裕も確認してな。
官殺が関係へ出る時
約束を守る、守るべき人のために動く、関係へ責任を持つ。きちんとしようとするあまり、相手にも正しさを求めることがある。「正解」より、二人で決めた約束かを見よな。
印が関係へ出る時
話を聞く、理解する、知っていることを教える、静かに支える。考えてから返すため、感情表現が遅く見えることがある。分かってから話すのではなく、「今考えてる」と途中を伝えると安心につながるで。
相性は、同じ星なら良い、違う星なら悪いという点数やない。片方が話して愛情を示し、片方が行動で示すなら、気持ちがないのではなく、通訳が必要なだけかもしれん。
五グループが偏る時の読み方
命式で一つのグループが目立つ時、その力が人生のテーマになりやすい。強みと負担を同じ根から見てみよか。
比劫が目立つ
自分の力で立ち、仲間や競争の中で磨かれやすい。人へ任せること、共有財産や役割の境界を決めることが課題になる場合がある。
自立を弱めるのではなく、「最終決定は自分、準備は頼る」のように分けるとええで。
食傷が目立つ
表現、発想、楽しさ、違いへ気づく力が豊かになりやすい。外へ出し続けて日干が消耗したり、役割や規則とぶつかったりする場合がある。
表現を止めるより、誰へ何のために届けるかを決め、休む時間を確保するんよ。
財が目立つ
人、物、お金、機会を動かし、現実の成果へまとめやすい。周りの需要へ応え続け、自分の力が追いつかんこともある。
売上や評価だけでなく、自分の時間と体力も資源として数えてな。
官殺が目立つ
責任、規律、行動、社会からの要求がテーマになりやすい。役割を果たして信頼を得る一方、緊張が続き、自分の気持ちを後回しにすることがある。
責任を捨てるのではなく、引き受ける条件と終わる条件を言葉にするで。
印が目立つ
学び、理解、保護、支えを受け取る力が豊かになりやすい。知識は深まるけど、外へ出す食傷や現実へ動かす財まで届かんと、準備だけが続くこともある。
学んだら百字でまとめる、一人へ説明するなど、小さな出口を作るんよ。
偏りは欠陥やない。得意な方向へ力が集まっているからこそ、次の五行へどう流すかが大切になるで。
通変星が巡る年は、出来事よりテーマを見る
生まれ持った命式だけでなく、大運や年運で巡る天干も、日干との関係から通変星へ置き換えられる。
比肩が巡れば、自分で決める、独立、仲間や競争。食神なら、表現、楽しみ、育てること。正財なら、積み重ね、管理、現実の成果。正官なら、役割、約束、責任。印綬なら、学び、支え、資格。そんなテーマが意識へ上がる可能性があるで。
でも、「正財年なら必ず結婚」「偏官年なら事故」という出来事の固定はせえへん。
同じ正官の年でも、昇進する人、家族の役割を引き受ける人、生活のルールを作る人、自分との約束を守り始める人がおる。巡る星は、どんな種類の力が加わるかを示す材料や。
年運を見る時は、三段階で考えるとええ。
- 巡る星のテーマを三つ書く
- 今の生活で関係する予定や課題を並べる
- 力を生かす行動と、使いすぎを防ぐ行動を一つずつ決める
たとえば傷官が巡り、仕事で改善案を出す予定があるなら、「違和感を具体例で示す」が生かす行動。「相手を否定せず目的から話す」が使いすぎを防ぐ行動になる。
星が来るのを待つんやなく、今ある現実へどう使うかを決める。そうすれば年運が、怖い予言ではなく準備の言葉になるで。
通変星の「吉星・凶星」に振り回されんために
古い書物や流派の説明では、食神、正財、正官、印綬などを吉星、傷官、劫財、偏官などを注意の星として扱う文脈がある。これは歴史的な社会観、身分や性別役割、命式の条件を背景にした分類でもある。
現代の個人鑑定で、星の名前だけを善人・悪人へ結びつけるのは乱暴や。
正官の規律も、行き過ぎれば他人の評価に縛られる。食神の楽しさも、期限がなければ進まん。傷官の鋭さは改善へ、劫財の大胆さは交渉へ、偏官の突破力は危機対応へ使える。
吉凶を見るなら、星単体より次を確認してな。
- 日干にその星を使う力があるか
- 命式のどこにあり、何と組み合わさるか
- 季節と五行の流れはどうか
- 今の環境で、どんな行動として出ているか
- 大運・年運で何が加わっているか
「悪い星があるから除ける」のではなく、行き過ぎを整え、役に立つ場所へ向ける。そのほうが、通変星の知恵をあんたの人生へ使えるで。
十星を自分の言葉へ変える質問集
命式にある星を一つ選び、対応する質問へ答えてみ。
- 比肩:人へ譲らず、自分で決めたいことは何?
- 劫財:誰と組めば、一人より大きく動ける?
- 食神:続けても苦にならん楽しみは何?
- 傷官:どんな違いへ、誰より早く気づく?
- 偏財:人や物をつなぎ、流れを作った経験は?
- 正財:毎日積み上げ、信頼になったことは?
- 偏官:厳しい場面で、迷わず動けた経験は?
- 正官:守りたい約束と、手放してええ期待は?
- 偏印:別々の知識をつないだ経験は?
- 印綬:受け取った知識を、誰へ渡したい?
答えがすぐ出ん星は、悪い星やない。まだ意識して使っていない、別の場面へ出ている、巡る時期に経験する力かもしれん。
一か月後に同じ質問へ答えると、見え方が変わることもある。通変星は一度で完成する性格診断やなく、自分の力を観察する言葉やで。
通変星についてよくある質問
通変星は何個あるのが普通?
命式表の表示方式による。天干の三か所だけを出す表、蔵干通変星を四か所出す表、複数の蔵干をすべて表示する表がある。個数を比べる前に、どこまで数えているか確認してな。
月柱の星が「本当の性格」なん?
月柱や元命を重視する方式はあるけど、一星が本当で、ほかが偽物という意味やない。日干、季節、五行、柱の位置を重ねるで。
偏財や正財がないと、お金に縁がない?
財星の有無だけで収入や資産を決めへん。食傷から成果を生む流れ、官殺として仕事を担う力、印として専門性を得る力など、お金へつながる道は複数ある。現実の知識と行動も必要や。
正官があれば結婚できる?
伝統的な性別役割の読みで配偶者星として扱うことはある。でも、一星の有無で結婚の可否や時期を断定せえへん。本人の希望、相手、出会い、運の流れを合わせる。
傷官見官は必ず悪い?
食傷と官殺の関係を読む用語やけど、命式の強弱、配置、調整する五行など条件を見る。一組の名称だけで仕事や結婚の不幸を決めんといてな。
通変星は大運や年運でも出る?
出るで。巡ってくる天干を日干との関係から通変星へ置き換え、その時期にどのテーマが加わるかを見る。出生命式にない星を経験することもある。
自分の通変星を、無料診断で見てみよか
十種類の説明を読んだら、自分の命式でどの星がどこにあるか確かめてみてな。
占いババの四柱推命は、公式LINEを追加した方へ、会員限定記事から無料で案内してる。診断を受けた方からは、「結構当たってる」「バイオリズムが参考になる」「自分の性格を改めて知れた」「無料診断のクオリティーが高い」といった感想をもろてるで。
92%以上の方が「大満足」または「満足」と回答してくれた診断や。星の名前に自分を閉じ込めず、持っている力へ気づくエンタメとして楽しんでな。


傷官も劫財も偏官も、怖がるための札やない。あんたの力の使い方を教える名前や。自分の命式で、どこに出てるか見てみよか。
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まとめ|通変星は、力の向きを読む十の名前
通変星は、日干とほかの天干・蔵干の五行関係を、陰陽で分けた十種類や。
- 比肩・劫財は、自分と仲間
- 食神・傷官は、表現と創造
- 偏財・正財は、現実と循環
- 偏官・正官は、責任と役割
- 偏印・印綬は、学びと支え
どの星にも、役に立つ力と使いすぎがある。偏が悪く正が良いわけでも、怖い漢字が不幸を予告するわけでもないで。
命式では、星の個数だけでなく、天干か蔵干か、どの柱にあるか、日干と季節の状態、ほかの星との流れを見る。星がないことを能力がないと決めず、大運・年運や現実の経験も合わせる。
最後は、「この星があるから私はこう」やなく、「この力を、いつ、どこで、どう使ってる?」と聞いてみ。通変星は性格を決める名札やなく、あんたの力を生かすための言葉やで。