四柱推命とは?生年月日から何が分かるのかを初心者向けに解説
四柱推命とは何かを初心者向けに解説。生年月日と出生時刻から命式を作る仕組み、年柱・月柱・日柱・時柱、五行、通変星、運の流れまで全体像が分かります。
四柱推命は、難しい漢字を覚えるための占いちゃう。生まれた時の命式を手がかりに、自分の力の使い方と人生の流れを一枚の地図として読む占術や。
年柱・月柱・日柱・時柱、五行、通変星、十二運。言葉は多いけれど、順番に見れば『自分の土台』『人との関わり』『強みの出し方』へつながっていく。
この記事を読めば、四柱推命の全体像と、最初に自分の命式で確かめる場所が分かるで。
この記事で分かること
- 四柱推命が命式から読むテーマ
- 四本の柱・五行・通変星の役割
- 自分の命式を読む時の最初の順番
四柱推命とは、生まれた年月日時を「四本の柱」にする占い
四柱推命は、生まれた年、月、日、時を、それぞれ天干と地支の組み合わせへ置き換える。
| 生まれた情報 | 命式での呼び名 | 基本の形 |
|---|---|---|
| 生まれた年 | 年柱 | 年干+年支 |
| 生まれた月 | 月柱 | 月干+月支 |
| 生まれた日 | 日柱 | 日干+日支 |
| 生まれた時刻 | 時柱 | 時干+時支 |
一つの柱に二文字。四本で八文字になるから、中国語圏では「八字」と呼ばれることもあるで。
たとえば、普段いう「今年の干支は午年」の午は十二支の一つや。でも、四柱推命でいう干支は、十二支だけやなく十干と組み合わせたもの。丙午、丁未、戊申のように、十干と十二支の組み合わせで暦を表すんよ。

この八文字を土台に、蔵干、通変星、十二運、五行の関係、大運・年運などを出していく。それらをまとめた表が「命式」や。
四柱推命は、誕生日だけを一つの性格へ当てはめる占いやない。暦のいくつもの層を重ねて読むから、結果も細かくなる。そのぶん、初心者には表が暗号みたいに見えるんやけどな。

最初から全部読もうとせんでええ。四柱推命は、四本の柱から始まる。まずそこだけ覚えたら十分や。
四柱推命で分かること|性格だけやないで
四柱推命というと、「性格を当てる占い」と思われがちや。でも、見る範囲はもっと広いで。
自分の中心にある性質
命式では、生まれた日の天干である「日干」を、自分自身を表す中心として見る。甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の十種類があり、それぞれ陰陽五行と結びついてるで。
大樹、草花、太陽、灯火、山、大地、鋼、宝石、大海、雨。自然のイメージへたとえて説明されることもある。
ただし、日干一文字が性格の全部やない。日干は入口。その人がどんな季節に生まれ、周りにどの五行があり、どんな通変星や十二運が重なるかで、力の表れ方は変わるんよ。
場面ごとに出やすい顔
家では静かやのに、仕事では前へ出る。初対面では柔らかく見えるけど、内側には譲らへん基準がある。人には、場面ごとの顔があるやろ。
四柱推命では、年柱、月柱、日柱、時柱の位置や、そこに出る通変星などを見ながら、外で出やすい面、社会で使いやすい力、身近な関係で出る面、内側のテーマを分けて考える。
一つの星だけで矛盾を消すんやなく、矛盾して見える面も含めて「あんた」やと読むんよ。
才能と力の使い方
四柱推命でいう才能は、「歌手向き」「医師向き」と職業名を一発で出すことだけやない。
- 自分で決めて進む力
- 人と協力し、つなぐ力
- 言葉や作品として表現する力
- 現実的な成果へまとめる力
- 責任を引き受ける力
- 学び、考え、支える力
こうした力の使い方を、通変星や五行などから見る。仕事選びでは、職業名より「どんな役割と環境で力が出るか」へ置き換えると使いやすいで。
人との関わりと相性
相性を見る時は、二人の命式を比べる。似ている五行、補い合う部分、同じ場面でぶつかりやすい力、愛情や責任の表し方などを考えるで。
相性は、良い・悪いの点数表だけやない。似ているから安心できる関係もあれば、似すぎて譲れへん関係もある。違うから助け合えることもあれば、説明せんと伝わりにくいこともある。
四柱推命の相性は、付き合う・別れるを決める判決やなく、二人の違いを話すための材料として使うんよ。
運の流れと転機
生まれた命式だけでなく、時間とともに巡る干支を重ねるのも四柱推命の特徴や。
約十年単位の大運、一年ごとの年運、月運、日運などを見て、どんな五行や通変星の作用が加わるかを考える。
でも、「この年に必ず結婚」「この年は絶対に不幸」と出来事を固定するもんやないで。動きやすいテーマ、負担が増えやすい場面、準備へ力を使いたい時期を、現実の予定と並べて見るんよ。
四本の柱は、それぞれ何を表す?
年柱・月柱・日柱・時柱には、それぞれ見る場所があると説明される。ただし、柱の意味づけは流派や読み方で違いがあるから、ここでは初心者向けの大きな目安として見てな。

年柱|生まれた家や社会との最初の接点
年柱は、祖先、家系、幼い頃の環境、外から見られる面などと結びつけて読む例がある。社会との広い接点や、人生の早い時期を見る柱として説明されることもあるで。
ただし、年柱だけを見て家族関係を断定せんこと。実際の家庭環境は、本人が経験した事実と一緒に考える必要がある。
月柱|育った環境と、社会での動き方
月柱は、両親、育った環境、仕事、社会での役割などと結びつけて読まれることが多い。月支は生まれた季節を表すため、命式全体の五行の強さを見るうえでも大切な場所や。
四柱推命では、同じ五行が何個あるかだけやなく、季節の力を考える。夏の火と冬の火では、同じ「火」でも置かれた環境が違う。月柱は、その背景を読む入口になるで。
日柱|自分自身と、身近な関係
日柱の天干である日干は、自分自身を表す中心や。通変星は、この日干と他の干の関係から出す。
日支は、配偶者や身近な関係、自分の土台などと結びつけて読まれることがある。日柱は四柱推命を学ぶ時、最初に確認したい柱やね。
時柱|内側の願い、後半の人生、未来へ向ける力
時柱は、子ども、晩年、内面、未来へ向ける願いなどと結びつけて説明される。出生時刻が分からない場合、この柱は確定できへん。
時柱がないから何も読めないわけやない。でも、四柱すべてを使う命式と同じ情報量ではない。三柱で見る時は、その範囲を理解してな。
命式に出てくる主な言葉を、一度だけ見渡そか
命式表を開くと、漢字が何段も並ぶ。ここでは意味を覚え込まず、「何を見るための項目か」だけ押さえるで。
| 項目 | 初心者向けの役割 |
|---|---|
| 天干 | 表に現れやすい気。十干で表す |
| 地支 | 季節や時間、内側に含む気。十二支で表す |
| 日主・日干 | 自分自身を読む中心 |
| 蔵干 | 地支の中に含まれると考える十干 |
| 五行 | 木・火・土・金・水の関係とバランス |
| 通変星 | 日主と他の干の関係を十種類に表したもの |
| 十二運 | 日主と地支の関係を十二段階で表したもの |
| 大運 | 約十年単位で巡る運の層 |
| 年運 | 一年ごとに巡る運の層 |
| 空亡・天中殺 | 特定の干支の組み合わせから出す区分。扱いは流派差がある |
これを一日で覚えようとしたら、そら嫌になる。最初は、日主、五行、通変星、十二運、大運・年運の順に進むとええで。
十干・十二支|命式を作る文字
十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥や。
十干は五行それぞれを陰と陽に分けた十種類。十二支も五行や季節、時刻などと結びついてる。二つを順番に組み合わせると六十干支になり、年、月、日、時を表すで。
五行|多い・少ないだけで採点せん
木・火・土・金・水の五つが、命式の中でどう関わるかを見る。
相生は、木が火を生み、火が土を生み、土が金を生み、金が水を生み、水が木を生む関係。相剋は、木が土を剋し、土が水を剋し、水が火を剋し、火が金を剋し、金が木を剋す関係や。
でも、五行は「多いから長所」「ないから欠点」と数えるだけやない。季節、位置、他の干支との関係を重ねて読むんよ。
通変星|日主と他の星の関係
比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬。名前は強いけど、怖い星の一覧やないで。
日主から見て、同じ五行か、生み出すか、剋すか、剋されるか、生み出されるか。さらに陰陽が同じか違うかで十種類になる。
自立、表現、成果、責任、学びといった力の方向を見る入口や。
十二運|エネルギーの出方を十二段階で表す
長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養。人の一生になぞらえた名前が付いてる。
「帝旺は最強」「死や絶は悪い」と一語で決めたらあかん。星の強さを人生の優劣へ変えず、どんな環境で力が出やすいかを見るんよ。
大運・年運|時間とともに加わる流れ
生まれた命式が土台なら、大運や年運は、その時期に加わる天気のようなものとして説明できる。
同じ雨でも、傘を持ってる人、畑に水が要る人、外の予定がある人で意味は違うやろ。巡る干支だけで吉凶を決めず、生まれた命式との関係を見るで。
四柱推命は「命術」|タロットや手相との違い
占いは、大きく命術・卜術・相術に分けて説明されることがある。
四柱推命は、生年月日時という変わりにくい情報から命式を作るため、命術の仲間や。
タロットは、その時に引いたカードから今の状況や近い未来を読む卜術。手相は、手の形や線に表れた状態を見る相術や。
四柱推命が得意なのは、長い性質、力の使い方、相性、運の流れ。今日の相手の気持ちや、一時間後の出来事を細かく当てるための占いとは役割が違うで。
「どれが一番当たるか」やなく、今の問いに合うかで選んでな。
四柱推命に必要な情報
基本は、生年月日と出生時刻や。計算方式によって、出生地や性別などを使う場合もある。
生年月日
年・月・日を正しく入力する。節入りを使って月柱を出すため、普段の月初めと命式上の切り替わりが一致せえへん場合があるで。
出生時刻
時柱を出すために使う。母子健康手帳、家族の記録、出生を知らせた手紙などを確認してな。
分からなければ、適当な時刻を入れんこと。時刻不明に対応するツールや、年・月・日の三柱で読める範囲を案内する鑑定を選ぶんよ。
出生地
真太陽時などの時刻補正を採用する方式では、出生地が関わる。補正を使うかどうかは流派や計算サイトで違うで。
同じ誕生日なのに命式が違う時は、出生時刻、出生地、日付の境界、節入り、蔵干の取り方など、計算条件を確認してな。
四柱推命で「分からないこと」も知っておく
四柱推命は細かい占術やけど、生年月日時から人生の事実を全部言い当てる機械やない。
本人が何を選ぶか
似た命式を持つ人でも、家庭、教育、仕事、住む場所、出会う人、本人の選択は違う。命式に可能性や傾向を見ても、実際に何を選ぶかは本人の領域や。
他人の本音
相性は見られる。でも、相手が今何を考え、何をするかを、本人の言葉より確かな事実として断定するもんやないで。
病気・生死・災害・投資の結果
医療診断、寿命、災害の発生、投資の利益を四柱推命だけで決めへん。健康は医療機関、法律は専門家、お金は制度と数字を確認してな。
四柱推命の限界を知ることは、価値を下げることやない。使える場所が分かるから、結果へ振り回されにくくなるんよ。
同じ生年月日なら、同じ人生になる?
同じ年月日時、同じ場所に生まれた人なら、同じ命式になる場合がある。せやからといって、同じ学校へ行き、同じ人と結婚し、同じ日に同じ出来事が起こるわけやない。
命式は、その人が置かれる家庭、社会、経験を全部記録した履歴書やない。持ちやすい性質や時間の見方を表す地図や。
同じ地図を持っていても、歩き始める場所、荷物、同行者、選ぶ道は違う。四柱推命を読む時は、命式と現実の経験を並べてな。
「当たる・当たらない」だけで読まんほうが面白い
結果を見たら、最初は「当たってる!」を探すよな。それも楽しいで。
でも、四柱推命の面白さは、当たった数の採点だけやない。
- 自分では普通と思っていた力に気づく
- 長所と、無理をしやすい癖が表裏やと分かる
- 家と仕事で違う顔がある理由を考える
- 人との違いを、善悪やなく性質として見る
- 運の流れを、予定や休み方へ置き換える
「これは今の自分には違う」と感じる結果もある。年齢や環境で、まだ使っていない性質かもしれへんし、読み方が合ってへん場合もある。無理に自分を結果へ押し込めんでええで。
四柱推命を、実際の悩みへどう使う?
全体像が分かったところで、日常の悩みへ置き換えてみよか。四柱推命は、悩みに対して一行の吉凶を返すより、悩みの中にある自分の癖と時間の流れを分けて考える時に使いやすいで。
自分の性格が分からない
「自分の性格を一言で教えて」と聞くと、日主だけの説明で終わりやすい。でも、人は一言では収まらへん。
四柱推命では、まず日主から自分の中心を見る。次に通変星から、どんな力を使いやすいかを見る。年柱、月柱、日柱、時柱のどこに出るかを見て、外で出る顔と内側の顔を分ける。五行から、よく使う力と偏りを考える。
すると、「人と話すのは得意。でも、自分の意見を言う時は慎重」「責任は引き受ける。でも、人に頼るのは苦手」といった、複数の面が見えてくるんよ。
性格が矛盾しているんやない。場面によって違う力を使ってるんや。
仕事や適職を考えたい
四柱推命で「向いている職業」を検索する人は多い。でも、同じ職業名でも仕事内容は会社ごとに違うで。
営業でも、新規開拓、既存顧客の支援、企画、分析、管理がある。事務でも、正確に積み上げる仕事、人を調整する仕事、仕組みを作る仕事がある。
命式を見る時は、職業名より次の問いへ変えてな。
- 自分で決める裁量があるほうが動きやすい?
- 人と関わるほど力が出る? 一人で集中するほうがええ?
- 新しいものを始める力と、続けて整える力のどちらを使いやすい?
- 表現、成果、責任、学びのどこへ力が向きやすい?
- どんな時に、頑張りすぎる?
四柱推命で出た言葉を、これまでの仕事で実際にうまくいった場面と比べる。そこから求人や役割を選ぶ軸を作るんよ。
恋愛と相性を考えたい
自分の命式からは、愛情をどう示しやすいか、どんな距離感を心地よく感じるか、相手に何を求めやすいかを考えられる。二人分を比べれば、似ているところと違うところを見る入口になるで。
たとえば、一人は言葉で確認したい。一人は行動で示しているつもり。どちらも愛情がないわけやないのに、表し方が違うとすれ違う。
相性を見る時は、「良い・悪い」より、こう聞いてみ。
- 何を安心と感じる二人か?
- 話し合う時、どこで言葉がずれやすい?
- 一緒に動く時と、別々に動く時をどう分ける?
- 似ている強みが、競争になる場面はある?
- 違う力を、どう補い合える?
相手の命式を理由に「この人はこうする」と決めつけんこと。本人の言葉と行動を、いちばん大事な事実として見てな。
人生の転機を考えたい
大運や年運を見て、「何が起こるか」だけを待つと、占いが受け身になる。
転機を考える時は、命式と時期を重ねて、次のように予定へ置き換えるで。
- 表現や発信が動く時期 → 小さく作品や企画を出す
- 学びや支援が強調される時期 → 資格、読書、相談へ時間を使う
- 責任が増えやすい時期 → 引き受ける範囲と休みを先に決める
- 人やお金との関係が動く時期 → 契約と役割を言葉にする
- 自分の軸が揺れやすい時期 → 決断を急がず、事実を集める
これは、どの通変星が来たら必ず同じ出来事になるという意味やない。命式全体と現実の状況へ合わせて、「今の時間を何に使うか」を考える例やで。
一つの星だけで読んだら、なぜずれる?
無料診断やSNSでは、「比肩がある人」「帝旺の人」「火が多い人」のように、一つの項目を切り取った説明を見かける。入口としては分かりやすい。でも、それだけで命式全体を決めるとずれやすいんよ。
同じ日主でも、生まれた季節が違う
たとえば日主が同じ丙の人でも、夏に生まれた人と冬に生まれた人では、火が置かれた季節が違う。周りに木、土、金、水がどれくらいあるかでも、火の働き方は変わる。
「丙=明るい人」と一行で終わらせず、どんな環境の丙かを見るんよ。
同じ通変星でも、位置と組み合わせが違う
同じ正官があっても、年柱にあるか、月柱にあるか、時柱にあるかで、結びつける場面が変わる。隣にどんな星があり、五行の流れがどうなっているかも見るで。
「正官があるから会社員」「傷官があるから口が悪い」と職業や性格を固定するんやなく、責任、規律、批判力、表現力が、どこでどう出るかを考える。
同じ十二運でも、乗っている星が違う
十二運は、日主と地支の関係から出すエネルギーの段階や。帝旺だけを見て「何でも成功」、絶だけを見て「力がない」とは読めへん。
どの柱にあり、どの通変星と組み合わさり、本人がどんな環境にいるか。そこまで重ねて初めて、使える言葉になるんよ。
命式の結果がサイトごとに違う時の確認順
同じ生年月日を入れたのに、日柱や通変星が違う。そんな時は、怖がる前に条件を確認してな。
- 入力した生年月日と時刻を見直す
- 出生時刻不明の扱いを確認する
- 節入り前後と日付の境界を見る
- 出生地と時刻補正の採用を確認する
- 蔵干・通変星・十二運の出し方に流派差がないか見る
- 命式の文字と、解釈文の違いを分ける
入力ミス
西暦の年、月と日の入れ替え、午前と午後。まず一番単純なところを見直す。結果が違う原因は、難しい流派差より入力ミスのこともあるで。
節入り
四柱推命の月柱は、一般的なカレンダーの毎月一日で切り替えるとは限らへん。節入りの日時を使うため、境目に生まれた人は、正確な出生時刻が影響する場合がある。
日付の境界
日柱をいつ切り替えるか、子の刻をどう扱うかなど、計算方式に違いが出る場合がある。日付の変わり目付近に生まれた人は、採用方式を確認してな。
出生地と時刻補正
標準時をそのまま使うか、経度時差や真太陽時を用いるかで、時柱が変わる場合がある。どちらが唯一の方式かをここで決めつけず、使った計算条件を記録することが大事や。
蔵干や表示名
蔵干の取り方、通変星の呼び方、十二運の出し方には流派差がある。印綬を正印と書くなど、名称が違うだけで関係は同じ場合もあるで。
命式そのものが違うのか、表示名が違うのか、解釈文だけ違うのか。三つに分けたら整理しやすい。
四柱推命の歴史は、断定しすぎずに見る
四柱推命は、中国で発展した干支と陰陽五行を用いる命術の流れにある。中国語圏では八字、四柱八字、子平などの呼び名が使われるで。
現在の四柱推命へつながる体系は長い時間の中で形成され、日本へ伝わったあとも、複数の流派や解釈が生まれた。
「三千年前に完成した」「一人の人物がすべて作った」と短く言い切る説明も見かけるけど、暦法、陰陽五行、命理の発展を一つの年へまとめるのは難しい。この記事では、細かな系譜を確定せず、現代に使われる基本構造を中心に説明してるで。
歴史を学ぶ時も、出典のある資料か、後世の伝承かを分けて見るとええ。
四柱推命を楽しむ時の五つの約束
1.星の名前で、自分を悪者にせん
劫財、傷官、偏官、死、絶。字面が強くても、悪人や不幸の印やない。力の方向や段階を表す用語や。
2.一つの星で、他人を決めつけん
家族や恋人の命式を見て、「この星やから話しても無駄」と閉じんといて。本人の言葉と行動を見てな。
3.吉凶より、使い方を探す
強い力には、活躍しやすい面と、使いすぎて疲れる面がある。弱く見える力も、慎重さや柔軟さとして働くことがある。
4.現実の条件と一緒に決める
転職、結婚、引っ越しは、収入、契約、安全、家族、健康を確認する。運気だけで日付や結論を決めへん。
5.分からない時は、分からないまま置く
出生時刻、流派、計算条件。確定できないものを無理に埋めんでええ。読める範囲だけ受け取る強さも必要やで。
初心者が学ぶ順番|この六段で十分や
四柱推命は、用語を横から全部覚えるより、順番を決めると楽になる。
- 四柱推命と命式の全体像を知る
- 年柱・月柱・日柱・時柱と日主を見る
- 十干・十二支と五行の関係を知る
- 通変星と十二運を一つずつ読む
- 命式全体を重ねて読む
- 大運・年運を現実の予定と並べる

先に特殊な星や吉凶だけを調べると、強い言葉に引っ張られやすい。日主と四柱、五行の土台から進んでな。
四柱推命が向いている人、別の占いも合う人
四柱推命は、自分のことを細かく知りたい人、長い流れを見たい人、複数の要素を重ねて考えるのが好きな人に向いてるで。
- 性格を一言より、複数の面から知りたい
- 仕事、恋愛、人間関係に共通する自分の癖を見たい
- 今だけでなく、数年単位の運の流れも考えたい
- 命式の仕組みを、自分でも少しずつ学びたい
- 結果を答えではなく、自己理解の材料として使いたい
反対に、「今すぐ連絡するか」「AとBのどちらを選ぶか」など、目の前の具体的な状況を整理したいなら、タロットなどの卜術が合う場合もある。手や名前、住まいに表れた状態を見たいなら、手相や姓名判断などの相術が入口や。
四柱推命が合わへんという話やないで。質問に合う道具を選ぶだけや。
また、漢字の多い命式表を見ると疲れてしまう人は、最初から専門書へ行かんでもええ。自分の日主だけ見る、結果文から気になる言葉を一つ拾う、図解記事を一つ読む。その小さな入口から始めたらええんよ。
よくある質問
四柱推命は、何と読みますか?
「しちゅうすいめい」と読むで。生まれた年・月・日・時を四本の柱として命式を作ることから、この名前で呼ばれてるんよ。
四柱推命では、何が一番大事ですか?
一つだけなら、日柱の天干である日主が読みの中心や。ただし、日主だけで全部は決まらへん。生まれた季節、五行、通変星、十二運、命式全体の関係を重ねて読むで。
生年月日だけでも見られますか?
年柱・月柱・日柱の三柱から読める範囲はある。出生時刻が分からなければ時柱は確定できへんから、四柱すべてを使う鑑定と同じ範囲ではないで。
四柱推命と算命学は同じですか?
どちらも陰陽五行や干支を使う東洋の命術で、共通する言葉もある。でも、体系、命式の見せ方、読み方は同じやない。結果の言葉だけでなく、どの方式を使っているか見てな。
四柱推命と六星占術は何が違いますか?
どちらも生年月日を使う命術やけど、出す星や運気の周期、用語、読み方が違う。六星占術の結果を四柱推命の通変星と同じものとして読まんようにしてな。
命式に「死」「墓」「絶」があると悪いですか?
十二運の名称や。実際の死や不幸をそのまま予告する言葉やないで。人の一生になぞらえた十二段階として、日主と地支の関係を表す。柱や他の星と重ねて読むんよ。
天中殺や空亡は、何もしたらあかん時期ですか?
扱いは流派によって違う。怖い出来事が必ず起こる期間と決めず、役割やペースを見直す参考として読む考え方もあるで。現実の予定や安全を優先してな。
四柱推命は科学ですか?
四柱推命は、干支暦と陰陽五行の考え方を用いる伝統的な占術や。科学的な診断や医療検査の代わりではない。文化的な占い、自己理解の材料として楽しんでな。
まずは命式という地図を開いてみ
四柱推命は、生まれた年・月・日・時を四本の柱へ置き換え、日主、五行、通変星、十二運、運の流れを重ねて読む占術や。
難しい漢字は多い。でも、全部を一度に覚える必要はないで。
最初は、自分の日主を知る。次に、命式のどこへ何が書かれているかを見る。それから気になる星を一つずつ学ぶ。その順番なら、暗号に見えた表が、だんだん自分の言葉へ変わっていくんよ。

命式は、あんたを閉じ込める箱やない。自分の力を、今までと違う角度から見つける地図や。まずは四本の柱から、ゆっくり開いてみてな。
読んでいて分からん言葉が出たら、その場で全部調べんでもええ。印を付けて、次の記事へ進み、また命式へ戻る。行ったり来たりしながら、自分の言葉へ変えていくのが四柱推命の学び方やで。
最初に覚えた日主の意味が、五行や通変星を知ったあとで違って見えることもある。それは前の理解が間違いやったんやなく、命式を一文字から全体へ広げられた証拠や。急いで結論を固めず、自分の経験と照らしながら何度でも読み直してな。

漢字の多さに負けんでええ。日主を一つ見つけたら、もう四柱推命の入口には立ってるで。
四柱推命の命式を、自分の生年月日で見てみる
命式を実際に開くと、年柱・月柱・日柱・時柱の話が急に自分のこととしてつながる。公式LINEでは、会員限定で四柱推命の無料診断へ進む案内を届けています。